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令和4年第4回定例会(第3日目) 名簿 開催日: 2022-12-01
令和4年第4回定例会(第3日目) 本文 開催日: 2022-12-01

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  1. 山武市議会 2022-12-01
    令和4年第4回定例会(第3日目) 本文 開催日: 2022-12-01


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(能勢秋吉君) おはようございます。ただいまの出席議員は19名です。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  日程に入る前に、報告をいたします。  本日、石川和久議員から、体調不良による欠席の連絡と、併せて一般質問通告の取下げの申出がありましたので、御報告いたします。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。  報告は以上です。               午前10時00分 開議   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第1 一般質問を行います。  はじめに、公明党、長谷部竜作議員個人質問を許します。  長谷部議員、御登壇願います。  長谷部議員。 3 ◯9番(長谷部竜作君) 議席番号9番、公明党の長谷部竜作です。議長より、質問の許可をいただきましたので、通告に従い、質問をさせていただきます。本日は、久しぶりの個人質問となります。主に市民生活に関わる身近な問題や疑問について質問させていただきますので、執行部の皆様の明快な答弁をお願いいたします。  では、早速、質問に入らせていただきます。  はじめに、マイナンバーカードについて質問いたします。  昨日の並木議員の質問にもございましたが、政府は、令和4年度末までに、ほぼ全国民に行き渡ることを目指すとの方針を示しています。  このマイナンバーカードについては、総務省は、先月28日、申請件数が、11月27日時点で、人口に対する申請率が60.1%になったと発表しており、また、交付率は53.5%とのことです。  そこで、本市におけるマイナンバーカード申請件数と申請率及び交付件数と交付率についてお伺いいたします。 4 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 5 ◯市民部長藤田泰央君) 本市のマイナンバーカード申請件数ですが、令和4年10月末日時点で、2万7,095件、申請率は54.75%です。
     次に、交付件数ですが、同時点で、2万3,187件、交付率が46.85%となっております。 6 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 7 ◯9番(長谷部竜作君) 今の御答弁を伺いまして、申請件数交付件数の差が大きいと感じました。  その原因と今後の対策について、お伺いいたします。 8 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 9 ◯市民部長藤田泰央君) これは、8月以降のカード申請が急増したため、以前よりも、交付に時間を要し、滞留が生じていることによるものです。  カード申請が急増した理由としては、マイナポイント第2弾の申請対象期限が迫ったことや、健康保険証マイナンバーカードと一体化とする方針が、政府から示されたことによるものと考えます。  今後の対策としましては、カード交付に際し、これまで、1件当たり30分の時間を設けて、カードの交付事務を行ってまいりましたが、これを1件当たり20分に短縮することとします。これにより、交付の枠を1.5倍に増やすことができます。  また、日中、窓口へ来られない方のために、平日夜間の交付窓口を設け、仕事帰りなどに、カード受け取りができるようにすることとします。  こうした取組により、お申込みいただいたカードの引渡しを速やかに進めてまいりたいと考えております。 10 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 11 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。  交付枚数を上げるといいますか、カードを受け取りやすくするために、様々な努力をしていることは理解できました。引き続き、よろしくお願いいたします。  次に、保険証との一体化について質問いたします。  この件につきましては、昨日、並木議員より、マイナンバーカードを取得しない場合の保険事業について質問がございましたが、私からは、マイナンバーカードを取得して、健康保険証として利用する場合、どのようなメリットがあるのかをお伺いいたします。 12 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 13 ◯市民部長藤田泰央君) マイナンバーカード健康保険証として利用する場合の市民のメリットとしては、医療保険への加入の届出は必要となりますが、就職・転職・転居しても、継続して健康保険証として利用できるため、手続がスムーズに行えること、また、限度額適用認定証などの提示がなくても高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されること、マイナポータルで自身の特定健診情報や薬剤情報医療費通知情報を閲覧できるようになることなどがございます。  保険者のメリットとしては、医療機関で最新の資格者情報を確認できることで、資格喪失者の受診により発生する過誤請求などの抑制につながります。  また、健康保険証が廃止となった場合は、定期的な保健証等の更新が不要となり、事務の負担軽減につながります。 14 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 15 ◯9番(長谷部竜作君) マイナンバーカード健康保険証利用対応医療機関や薬局などが増えることが、前提ではあると思いますが、市民と市の双方にメリットがあるということは、よく分かります。  また、高額療養費等についての届出が必要なくできるということについては、大変メリットのあることだと理解できました。  次に、その他の利活用について質問いたします。  国はマイナンバーカードの普及のため、マイナポイントで使っている国のシステムを自治体に開放し、独自のポイントサービスをできるようにいたしました。  本市においては、そのようなポイント事業の予定はないのか、また、その他の利活用についてのお考えをお伺いいたします。 16 ◯議長(能勢秋吉君) 総合政策部長。 17 ◯総合政策部長(荒木康之君) 国のシステム開放に係る自治体利活用につきましては、マイナポイント事業で使用しているシステム「マイキープラットフォーム」と連携し、マイナンバーカードを活用した自治体独自のポイント給付を行う事業が、本年10月31日から、一部の自治体において開始されたところです。  本市において、独自の自治体マイナポイント事業を実施する予定は、現在のところございませんが、引き続き、マイナンバーカード普及促進を図るとともに、市民ニーズの把握に努めてまいります。  また、マイナンバーカードの利活用として、システム連携による行政手続の簡略化につきましても、全庁的に取り組んでおりますので、引き続き、市民ニーズに即した利便性向上に努めてまいります。 18 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 19 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。利便性向上ということで、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、普及の促進についてお伺いいたします。  先ほどの答弁にもございましたが、マイナンバーカードの普及を促すため、様々なサポートを行っていると承知しております。  申請件数を増やすために、どのようなサポートを行っているのかをお伺いいたします。 20 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 21 ◯市民部長藤田泰央君) これまで、スーパー店舗イベント会場に赴いての出張申請サポートを実施してまいりました。  今回、政府の保険証のマイナンバーカード一体化の方針決定により、高齢者福祉施設から、カードの申込み方法についての問合せが来ており、今後は、こうした施設を対象に、申請サポートを行っていきたいと考えています。  感染症対策を十分に講じた上で、職員が施設へ赴き、カード申込みサポートを丁寧に行ってまいりたいと考えております。 22 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 23 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。  特に出張申請サポートに関しては、大変喜ばれると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、カード交付の際には、どのようなサポートを行っているのかをお伺いいたします。 24 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 25 ◯市民部長藤田泰央君) カード交付に当たっては、マイナンバーカード保険証連携マイナポイント申込みの説明を行いまして、カードを受け取った後に、御自身で行っていただく手続について、御理解いただけるよう御案内をしております。  そして、カード交付後、保険証連携マイナポイントの申込みがその場でできるよう、専用のパソコンを設置しまして、別の職員がパソコンの操作方法や不明な点をフォローしながら、手続のお手伝いをしております。 26 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 27 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。  今までの御答弁をお聞きいたしますと、丁寧な申請と交付のサポートを行っていることがよく分かります。特に、1件当たり30分の時間を設けての交付事務は、その配慮の結果であると理解をいたしました。  しかしながら、カードの普及を促進するには、申請した市民へいち早くカードを交付する必要があります。カードの交付枚数を上げるための問題点と今後の対応について、お伺いいたします。 28 ◯議長(能勢秋吉君) 市民部長。 29 ◯市民部長藤田泰央君) カード交付に当たり、カード交付後のお手続について御案内をしてきましたが、こうした説明のため、カード交付に時間がかかってしまうという課題がございます。先ほどの答弁のとおり、カード交付の時間を短縮するため、こうした説明を簡略化していきたいと考えております。  また、現在、カードができましたら、市役所の窓口へ来ていただき、暗証番号の設定、カード受け取りという流れで交付を行っていますが、受け取り日の予約を要したり、職員の事務負担もかかるという課題がございます。  これにつきましては、カード申請時に、暗証番号も一緒にお申込みいただき、郵便でカードを受け取っていただく申請時来庁方式という方法もありますので、今後は、こうした手法も検討してまいりたいと考えております。 30 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 31 ◯市長(松下浩明君) 長谷部議員マイナンバーカードについて、普及の促進と問題点についてということでございます。  マイナンバーカードにつきましては、国が示しますメリットが、現段階では、正直、見えてこないのではないか、また、実感できないというところで、カード取得をためらう方や、また、個人情報の漏えいに不安を感じている方もいるということと思います。  しかしながら、マイナンバーカードは、今後、行政手続デジタル化が進んでいく中で、必須のカードとなりますので、市民の皆様には、ぜひ、この機会に取得していただきたいと考えております。  市としても、カードの普及促進に全力で取り組んでまいりますので、御理解、御協力をどうぞよろしくお願いいたします。 32 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 33 ◯9番(長谷部竜作君) 御答弁、ありがとうございます。  デジタル化の推進といいましても、今はその途上にありますので、ラストワンマイルは、人の手が必要というところに来ているのではと思います。申請交付に関わる人を確保した上で、山武市のこの手厚いサポートをしっかりと広報していただきたいと思います。  何となく、取得は難しいのではないのかといったイメージが先行しているかと思います。今日の御答弁を見る限り、市では、様々、手厚いサポートをしておりますので、こうしたことをしっかりと広報していただきまして、交付率アップを目指していただきたいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。  子育て支援について、お伺いいたします。  静岡県で、本年9月に、通園バスに取り残された3歳女児が熱中症で死亡するという、大変痛ましい事件がございました。その1年前には、福岡県で同様の事件が起きたと記憶しております。このような悲しい事件が本市で起こることがないよう、通園バス置き去り防止対策について、質問いたします。  まず、本市で通園バスを使用している園の数とバスの台数をお伺いいたします。 34 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 35 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 現在、市内幼稚園及びこども園では、6台の通園バスを運行し、使用している園児数は、88名となっております。 36 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 37 ◯9番(長谷部竜作君) それでは、現在、どのような置き去り対策を行っているのかをお伺いいたします。 38 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 39 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 通園バス安全対策として、添乗員が同乗し、バスを利用する園児を乗降時に確認しております。園児が降車した後、すぐに車内の確認を行い、その後、消毒作業と併せて、再度、車内の確認を行っております。  また、静岡県での事故を受け、車内に取り残された場合の対応として、クラクションを鳴らして、外部に知らせる練習を各園で実施しました。 40 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 41 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。クラクション訓練を、いち早く行ったということは、大変よいことかと思います。  その上で、静岡県の事件では、人為的ミスが重なって、園児が死亡するという大変痛ましい結果となりました。  人為的ミスがあっても、命が守れるように、センサーなどの設置を検討してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。 42 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 43 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 通園バスに対する安全装置の設置については、国の設置基準が決定次第、全ての通園バスへ設置することを予定しております。 44 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 45 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。全ての通園バスに設置ということで、大変よいかと思います。お預かりしている大切な子どもたちの命を守るため、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、外国人園児と保護者への対応について質問いたします。  現在の外国籍の園児数をお伺いいたします。 46 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 47 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 現在、31名の外国籍の園児が、市内保育施設に在籍しております。  各園の内訳は、なるとうこども園4名、まつおこども園1名、日向幼稚園18名、日向保育園6名、若杉保育園2名となっています。 48 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 49 ◯9番(長谷部竜作君) その中で、日常会話に難がある園児はいるのか、また、日常会話に難がある園児に対して、どのようなサポートを行っているのかをお伺いいたします。 50 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 51 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 入園時に、日本語での日常会話が問題のない外国籍の園児は、ほぼいません。片言の英語と日本語でコミュニケーションを取っています。外国人園児が多数在籍する園には、英語が堪能な職員を配置し、保育に当たっております。 52 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 53 ◯9番(長谷部竜作君) そのような園児の保護者、外国人保護者とのコミュニケーションは、十分に取れているのかをお伺いいたします。 54 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 55 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 日本語での会話に問題がある保護者が多く、英語と簡単な日本語で会話をしているため、十分なコミュニケーションが取れない場面があります。  外国籍園児が多数在園する日向幼稚園では、NPO法人教育サポートGAAの協力により、入園に関するお知らせを英語などで作成し、保護者へ配布しております。 56 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 57 ◯9番(長谷部竜作君) 大変御苦労されているという様子がうかがえます。園児の大部分が日本人である園とでは、言葉や文化、宗教などの違いで、園児や保護者への対応が違うと思います。  現在、そうした園での人員は足りているのかをお伺いいたします。 58 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 59 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 互いに母国語で会話していないことや、習慣や宗教などの違いにより、園児・保護者への対応に時間がかかっています。外国語での対応ができる職員が不足している状況にあります。 60 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員
    61 ◯9番(長谷部竜作君) どのような仕事でありましても、労働環境が苛酷となり、忙しい状況が続くと、事故が起きやすくなります。  また、コミュニケーションの不足は、誤解を生じやすく、対立を生みやすい環境となります。  子どもたちの安心安全な環境を守るため、余裕を持てる人員配置をぜひお願いいたしまして、次の無園児対策へ質問を移ります。  無園児とは、保育園や幼稚園などの施設に通っていない小学校就学前の子どもたちのことであります。特に、保育園を利用したいけど、仕事が見つからないので、利用できない。子どもに障害があって、保育園、幼稚園に受け入れてもらえない。外国籍で、そもそも、入園の手続が分からない。子どもの保育・教育に関心がないといったネグレクトの状況に置かれた親子には、支援の手が届きにくく、問題を抱えやすいといった難点があります。  本市では、このような子どもたちの人数を把握しているのかをお伺いいたします。 62 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 63 ◯教育部長(今関正典君) 市では、児童虐待防止対策の観点から、6月1日現在の住民登録のあるゼロ歳から12歳までの子どもの実態調査を毎年行っております。  調査の内容としては、各種健診や予防接種を受けているか、幼稚園やこども園、学校に行っているかを各関係機関で目視等により、安全確認を行っております。  令和3年度の調査では、ゼロ歳から6歳までの就学前乳幼児1,462名を対象に調査した結果、430名が無園児となっております。しかし、無園児全員が問題を抱えているとは限らず、ほとんどの乳幼児が保護者の監護下にあります。  令和3年度は、この中で、関係機関で安全確認のできない児童が3名おりました。 64 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 65 ◯9番(長谷部竜作君) 安全確認ができない児童が3名いたとの御答弁でございますが、現在は、安全が確認されたということでしょうか。お伺いいたします。 66 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 67 ◯教育部長(今関正典君) その後、当該児童と保護者に会うことができ、安全確認が取れております。 68 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 69 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。山武市における目視の確認の結果で、そういった児童をしっかり見つけられて、安全確認ができたということであると思います。  仮に問題を抱えている家庭があった場合、市では、どのような対策を行っているのかをお伺いいたします。 70 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 71 ◯教育部長(今関正典君) 問題を抱えている家庭への対策としては、幼児健診や予防接種、新生児訪問、乳児家庭全戸訪問事業などの各事業の中で、困り事などの実情を把握し、相談対応を行い、状況に応じて、関係する各課の窓口を紹介するなど、対応に努めております。  また、社会福祉課や子育て支援課、健康支援課、子ども教育課等で構成するトータルサポート会議を週1回実施し、関係部署等で情報を共有し、気になる児童等の支援につながるよう、連携を図っております。 72 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 73 ◯9番(長谷部竜作君) トータルサポート会議、週1回ということで、頻繁に開いているという印象は受けました。  来年4月に創設されるこども家庭庁は、その基本方針で「こどもを誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押しする」とうたっております。社会全体でといっても、孤立してしまえば、それも難しくなってしまいますので、アウトリーチ型の相談また支援など、手間を惜しまない対策で、親と子が安心して暮らしていける山武市であるようお願いいたします。  次に、道路管理について質問をいたします。  本年は、国道、県道、市道を問わず、道路脇で草が繁茂する状況が目立ったように感じました。  そこで、市の草刈り業務の発注件数をお伺いいたします。 74 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 75 ◯建設環境部長(今関 務君) 市道の草刈り業務の発注件数ですが、11月末時点で、約60件の発注を行っております。 76 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 77 ◯9番(長谷部竜作君) 先ほど申したとおり、例年と比べて、道路脇の草が繁茂している状況が増えていると私は感じておりますが、市への相談件数などはいかがでしょうか。お伺いいたします。 78 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 79 ◯建設環境部長(今関 務君) 草刈りの延長や刈り幅、隣接する土地の利用状況などの変化がありますので、単純な比較は難しいところですが、各地区からの相談や通報の件数については、近年増えていると感じているところです。 80 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 81 ◯9番(長谷部竜作君) 昨日の北田議員の御質問にもございましたが、コロナ禍による自治体奉仕活動の減少や、本来、市民が行っていた協働活動へ影響が出てきているのではないかと推察いたします。  そこで、市民と行政が協働で進める環境美化活動、アダプト・プログラムを取り入れてはどうかと考えます。県では、このアダプト・プログラム制度で、幾つかの団体と合意書を取り交わし、環境美化活動への支援を行っていると聞いています。  現在、山武市内で、県と合意書を取り交わしている団体が幾つあるのかをお伺いいたします。 82 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 83 ◯建設環境部長(今関 務君) 千葉県山武土木事務所に確認したところ、市内では、5つの団体が合意書を取り交わし、道路清掃や除草などの環境美化ボランティアの活動を行っていると聞いております。 84 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 85 ◯9番(長谷部竜作君) 現在、市で、アダプト・プログラム的な取組があれば、お聞かせください。 86 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 87 ◯建設環境部長(今関 務君) 現在、市では、アダプト・プログラムとして制度化しておりません。  地区で行う奉仕作業につきましては、資機材等の支援とごみの収集対応等を行って、道路の除草や清掃などへの支援を行っている状況にあります。  以上です。 88 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 89 ◯9番(長谷部竜作君) 地区で行う奉仕活動に対して、支援があるとのことですが、市民の協働活動に対する支援として、広く周知をして、協力を募ってはどうかと思いますが、市のお考えをお伺いいたします。 90 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 91 ◯建設環境部長(今関 務君) 道路の除草作業につきましては、作業中のトラブルがまれに発生することがございます。交通量の多い箇所での実施など、奉仕作業活動の範囲を超えるような場合も考えられますので、実施の際は、事前に御相談をいただきたいと思います。  以上です。 92 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 93 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございます。  なかなか、除草だけで、予算をどんどん食い潰していくということは、あまりいいとは言えません。しかしながら、健康に対する関心も上がって、今、その辺……。その辺というのは失礼ですけれども、歩いていたりする市民の方から、やはり草が繁茂している状況というのは、何といいますか、まちがあまりいい状況にないということで、よく御相談を受けますので、市民と協働で、きれいなまちをつくっていただけるようにお願いしたいと思います。 94 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 95 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 先ほど、通園バス置き去り防止対策につきまして、通園バスを使用している園の数でございますが、市内は3園ございます。内訳といたしましては、なるとうこども園、しらはたこども園日向幼稚園となっております。よろしくお願いいたします。 96 ◯議長(能勢秋吉君) 長谷部議員。 97 ◯9番(長谷部竜作君) ありがとうございました。  以上で、私の質問を終わります。 98 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で公明党、長谷部竜作議員個人質問を終わります。  次に、公明党、深沢誠議員の個人質問を許します。  深沢議員、御登壇願います。  深沢議員。 99 ◯5番(深沢 誠君) 議席番号5番、公明党の深沢誠です。  ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、質問をさせていただきます。  カタールで行われているサッカーワールドカップ、日本代表が、サッカー大国ドイツを、2対1で破ったニュースは、列島を駆け巡り、歓喜の渦を巻き起こしました。27日には、惜しくもコスタリカに敗れはしたものの、日本時間の明日、午前4時から、決勝トーナメント進出をかけ、強豪スペインと対戦いたします。心から応援するとともに、日本代表からいただいた勇気を胸に、私も皆様に挑んでまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、質問に移らせていただきます。  はじめに、教育施策について、3点ほどお伺いいたします。  日本財団の助成によって建設された、さんむわくわく館は、3年間、NPO法人によって運営すると伺いましたが、4年目以降の運営はどのようになるのか、伺います。 100 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 101 ◯教育部長(今関正典君) 令和7年度以降のさんむわくわく館については、NPO法人などの団体が、適応指導教室を山武郡市広域行政組合から受託し、「山武市における子ども第三の居場所事業」と併せて運営していく予定となっております。  運営の目的・対象者等をどのようにしていくかについて、令和3年度から、山武郡市広域行政組合、山武市教育委員会、NPO法人教育サポートGAAの3者で、定期的に会議を重ねております。  この後の予定としましては、令和5年3月に山武郡市の教育委員会会議にて協議をしていただき、修正を加えた後、令和5年9月の山武郡市教育委員会会議にて、提案、承認の見通しでございます。 102 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 103 ◯5番(深沢 誠君) 御答弁にありました適応指導教室と山武市における第三の居場所事業は、運営の目的において、違いがあると認識しております。それぞれが連携して、さらに充実した運営ができますよう、しっかりと御協議くださいますようお願いして、次の質問に移らせていただきます。  子どもたちの居場所としての洗心館の利活用について、質問させていただきます。  この項につきましては、本来、行政施策として質問すべきものではございますが、子どもの居場所づくりとして関連しておりましたので、教育施策の中で質問をさせていただきます。  松尾交流センターの洗心館の利活用については、令和2年第4回定例会において、公営塾や学童クラブを含む青少年プラザとしての利活用を要望してまいりました。  その後の検討状況をお伺いいたします。 104 ◯議長(能勢秋吉君) 総合政策部長。 105 ◯総合政策部長(荒木康之君) 松尾交流センター洗心館の青少年プラザとしての利活用の検討状況について御説明いたします。  松尾交流センター洗心館の松尾にぎわい処部分につきましては、現在、松尾公民館公営塾自習室として活用しておりますが、より効果的な活用について検討しているところでございます。  御質問の松尾交流センター洗心館の青少年プラザとしての利活用についてですが、洗心館には、談話スペース等のフリースペースは既に設けられており、小規模ながら、ハード面の機能は有しております。  しかしながら、学生ボランティアやカウンセラー等のソフト面についての機能は有しておりません。本市における少子高齢化の状況や中高生世代のニーズを考えますと、以前、御質問のあった、松戸市で実施しているようなソフト面を完備した青少年プラザとしての利活用は、厳しいものと考えております。 106 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 107 ◯5番(深沢 誠君) 今、御答弁の中でありました、にぎわい処の利活用については、市内小中学校及び松尾、成東両県立高校において、生徒の皆さんにアンケートを実施したと記憶しておりますが、その結果を基にした検討状況をお伺いいたします。 108 ◯議長(能勢秋吉君) 総合政策部長。 109 ◯総合政策部長(荒木康之君) 松尾にぎわい処の活用のためのアンケートにつきまして、松尾地域の小中学校、松尾高校及び成東高校の生徒約1,500名を対象に、令和3年10月から11月にかけて実施し、約600名から回答が得られました。中でも、多くの回答があったものが、子どもたちが自由に使える場所としての利活用方法でした。  アンケート結果を踏まえた現在の方向性としましては、松尾公民館と一体的な活用を基本路線とし、子どもの活動の場としての利活用方法を検討するとともに、松尾地域の過疎地域持続的発展計画の趣旨や財源と連動した中で、活用方法を検討しております。 110 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 111 ◯5番(深沢 誠君) ありがとうございます。  少なくとも、にぎわい処については、このアンケート結果を踏まえた方向性を重視していただき、子どもの活動の場としての利活用をぜひ検討いただきたいと思います。いずれにいたしましても、山武市公共施設等総合管理計画の目的に沿った計画的・効率的な利活用を早期に実施していただきたく、要望いたします。  次に、民間のフリースクールとの連携について質問させていただきます。  文部科学省は、10月27日、令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果を公表しました。それによると、小中学校における長期欠席者のうち、不登校児童生徒数は24万4,940人で、9年連続で増加し、過去最多となったとのことでございます。  そこで、市内小中学校に在籍する不登校児童生徒数と、その中で、さんむわくわく館や民間のフリースクールに通う児童生徒数を伺うとともに、市内小中学校とフリースクールとの連携は、どのように行っているのか、伺います。 112 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 113 ◯教育部長(今関正典君) 本年10月1日現在の山武市の不登校児童生徒数は、中学生が56人、小学生は15人です。  そのうち、ハートフルさんぶ、さんむわくわく館を利用しているのは、中学生が17人、小学生は6人で、民間のフリースクールを利用しているのは、中学生が2人、小学生は5人となっております。  利用している児童生徒の活動について、学校とフリースクールとが連携して、情報交換をしております。  また、フリースクール側からは、不登校児童生徒に関する様々な関係機関の情報を提供してもらい、教員の研修などにも役立てています。  市教育委員会としては、学校だけに任せるのではなく、千葉県フリースクール等ネットワーク懇談会に参加したり、フリースクールの関係者と情報交換の機会を設けたりしています。  不登校児童生徒が、その子に合った居場所を見つけ、自立するきっかけを得ることができるように支援をしていきたいと考えております。
    114 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 115 ◯5番(深沢 誠君) ただいま御答弁いただいた取組は、非常に大切な取組であると考えます。特に不登校児童生徒が、その子に合った居場所を見つけ、自立するきっかけを得ることができるように支援をするということは、多様な学びを目指す教育機会確保法の方針にも通ずる考えでございます。  しかし、他方、民間フリースクールなどへの公的な支援が乏しく、経営が不安定であるなどの問題もあることから、連携を通して、多面的な議論の推進をお願いいたします。そのことを要望しまして、次の質問に移らせていただきます。  続きまして、大項目で、行政施策について、5点ほどお伺いいたします。  はじめに、公共施設のAED(自動体外式除細動器)屋外設置について質問させていただきます。  山武市では、公共施設、学校、病院、企業、商業施設等にAEDが設置されておりますが、24時間、いつでも使用できる設置場所は、そう多くはありません。  発症から5分以内の除細動が推奨される中、公共施設の入り口付近に専用ボックスを設置し、その中にAEDを設置して、市民が必要なときに、いつでも使用できるようにすることは、救命率を向上させ、市民の安心な生活を守ることになると考え、AED屋外設置を要望いたしますが、いかがでしょうか。 116 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 117 ◯総務部長(小川宏治君) AEDの屋外設置に関する御要望に対して、お答えさせていただきます。  近年、他の自治体におきまして、屋外にAEDを設置する動きが出ている状況でございますが、本市では、AEDの設置場所が屋内であることから、閉庁時における日直及び夜間警備を行っている本庁舎を除き、施設の休館日や夜間につきましては、使用することが困難な状況になっております。  AEDの屋外設置は、施設の閉館時に、近隣で救助事案が発生した際にも、AEDを使用することが可能になることから、人命救助において有効な手段と認識しております。  しかしながら、一方で、屋外設置をするためには、屋外での保管・使用環境に対応した専用の収納設備を新たに整備する必要があるため、まずは、昼夜間の利用者数や、閉館日における周辺環境の人流の実態など、効果的な設置場所等につきまして、調査研究を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 118 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 119 ◯5番(深沢 誠君) 続きまして、各出張所ごとの救命救急講習の実施について質問させていただきます。  AEDを設置するだけでは、突然、心停止となった方を救命することはできません。設置されたAEDをきちんと維持管理し、AEDの設置場所を周知することも大切です。そして、一番重要なことは、AEDを使える人を増やすことだと考えます。AEDは、一度も使ったことがない人でも使えるように設計はされておりますが、講習等で経験すれば、必要なときに、より迅速に使用することができます。  今は、コロナの影響で、消防本部による救命救急講習も、人数や場所等も制約がある状況ですが、状況が改善しましたら、ぜひ、各出張所において、地域住民を対象に、定期的にAED講習会を開催していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 120 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 121 ◯総務部長(小川宏治君) AEDの救命救急講習に関する御質問にお答えします。  救命講習を主催する山武郡市広域行政組合消防本部に確認しましたところ、新型コロナウイルスの影響で人と人との距離の確保や、会場スペース等の調整が必要なことから、現在では、出張での講習は行っておらず、消防本部を会場に、公募型講習会を年6回実施しているということでございました。  新型コロナウイルスが収束に向かい、消防本部が出張講習を行える状況になった際には、市内開催に向けた調整を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 122 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 123 ◯5番(深沢 誠君) よろしくお願い申し上げます。  続きまして、共同利用施設等へのAED設置推進についてお伺いいたします。  日本循環器学会AED検討委員会と日本心臓財団は、AEDの設置や配置について、具体的な提言を行っております。その中で、300メートルごとにAEDが設置されていれば、毎分150メートルの早足で取りに行けば、その間、どこからでも1分以内でAEDに到達でき、5分以内に除細動が可能になると提言しています。  実際には、地方では難しいとは思いますが、市内の区や自治会の中心施設へのAED配置ができれば、より提言に近づけると思いますので、区自治会に対して啓発を行うとともに、市としても積極的に推進するべきと考えますが、いかがでしょうか。 124 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 125 ◯市長(松下浩明君) 深沢議員の行政施策について、共同利用施設等へのAED設置推進に御答弁させていただきます。  市内の共同利用施設等へのAED設置につきましては、屋外に設置することで、施設閉館時に、近隣で救助事案が発生した際にも、AEDを使用できる状態となることから、人命救助においては、有効な手段であるということは認識をしております。  市といたしましては、公共施設及び市内の事業者等の屋内設置につきましては、千葉県と連携を取りながら普及促進を図っておりますけれども、屋外の設置につきましては、総務部長が答弁したとおり、今後、市民の皆様に対しての理解や設置課題等も含めまして、様々な面を考慮させていただきまして、できることから始めていきたいと考えております。ありがとうございます。 126 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 127 ◯5番(深沢 誠君) 御答弁、ありがとうございます。  屋外設置につきましては、今後も、その可能性をぜひ追求していただきますようお願いを申し上げます。  続きまして、支援給付業務における職員の負担軽減について、質問させていただきます。  コロナ禍における1人一律10万円給付から今日まで、子育て世帯や生活困窮世帯への矢継ぎ早の給付支援に対し、担当職員におかれましては、献身的に業務を遂行いただき、大きな問題もなく、迅速に市民への支援が行われましたことに、改めて感謝を申し上げます。  今後も、物価高騰など、様々な問題から、市民生活を守るため、国からさらなる支援や給付が打ち出されるものと考えます。  マイナンバーカードの普及と口座へのひもづけなど、デジタル化が進めば、給付業務を大幅に軽減されると考えますが、それまでの期間、市として、職員の負担軽減のため、具体的にどのような取組を行っているのかを伺います。 128 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 129 ◯市長(松下浩明君) 議員から、ただいま、職員への温かなお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  市民への給付につきましては、迅速かつ正確な実施が求められておりまして、職員に大きな負担がかかっているということは認識しております。そして、それが、市民のためだということで、職員も頑張ってくれています。  契約業務など、職員でなければできない業務は、課内等で業務を分担するか、時間外勤務により、対応することとなりますけれども、システム構築や電話受付など、業務委託ができるところはお願いして、簡易な作業については、会計年度任用職員を雇用することで、職員の負担軽減を図っているところでございます。  今後も引き続き職員負担の軽減を図りつつ、迅速な業務実施に心がけてまいりたいと考えております。ありがとうございます。 130 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 131 ◯5番(深沢 誠君) 日本は、今なお非常事態であるとの認識を共有しつつ、非常事態の最前線で市民への支援業務に奮闘する職員の皆様の負担軽減については、市としてできることを、ちゅうちょせず、行っていただきたいと思います。  私たち市議会公明党としても、県本部を通じて、政府に対し、自治体支援を強力に要望してまいります。  次に、伴走型支援における相談体制の強化について伺います。  10月28日に決定した政府の総合経済対策には、新たな子育て支援策が盛り込まれました。妊娠から出産、育児までの多様な悩みに寄り添う伴走型相談支援を経済的支援とともに、継続的に実施していく。  これは、11月8日に我が党が発表した「子育て応援トータルプラン」の一部を先行的に具体化するものでございます。  本市においては、子育て相談支援については、以前より先進的に取り組んでいただいていると理解をしておりますが、本市における伴走型支援とも言える取組や今後の課題等をお伺いいたします。 132 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 133 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 現在、山武市子育て世代包括支援センターにおいては、妊娠期から子育て期の切れ目のない支援を目指し、妊娠届出時の保健師による全数面接、妊娠8か月での電話相談、出生届出時の面接、乳児全戸訪問、2か月児相談など、主に生後3か月までの相談支援を実施しています。  その後は、地区担当保健師が、乳幼児健診後の事後フォローや、発達やことばの相談支援など、きめ細やかに対応しております。  今後の課題としましては、国が示す伴走型相談支援は2歳までの支援となるため、相談支援に従事する専門職の人材確保、妊娠期から出産・子育て期まで活用できる子育て支援サービスのさらなる充実を図る必要があると認識しております。 134 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 135 ◯5番(深沢 誠君) ありがとうございます。  11月18日に、全国の公明党地方議員がオンラインで参加する、全国政策会議が開催されました。開催に当たり、市議会公明党として、自治体相談支援体制強化に対する財政支援の必要性を、千葉県本部に要望したほか、会議では、他県の本部からも、同様の要望が出されました。  これに伴い、会議では、事業実施に向けて、今年度第2次補正予算案に、地方交付税の増額を盛り込むなど、自治体への財政支援を行う方針も示されました。市民の皆様が安心して妊娠、出産、子育てができる環境の実現は、少子化、人口減対策にとって、極めて重要な施策であると考えます。  第2次補正予算は、現在、年内成立を目指して国会で審議中ですが、執行部におかれましては、さらなる伴走型支援体制の拡充と実効性のある経済支援の推進を御検討いただきますよう、お願いを申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。  大項目の3、食料施策について御質問させていただきます。  米粉用米の作付け推進についてお伺いいたします。  10月20日、参議院予算委員会において、我が党の谷合議員より、食料安全保障の観点から、米粉用米の作付け推進と製粉機等の設備投資への支援の必要性について、質問がありました。  農林水産大臣からは、自給率100%のお米の需要拡大のために、用途ごとに適した米粉用米の品種改良も含めた推進と製粉業者への設備投資支援について、前向きな答弁がございました。国としての一定の方向性が示されました。  農業を基幹産業とする本市において、減反政策の廃止と主食の多様化、また米離れ、外食消費の落ち込みなど、様々な状況による深刻なコメ余りは大きな問題でございます。今回の事態をお米の消費量拡大へとつなげる絶好の機会と捉えて、JAや県とも連携し、米粉用米の作付け拡大を推進すべきと考えますが、執行部の見解をお伺いいたします。 136 ◯議長(能勢秋吉君) 産業振興部長。 137 ◯産業振興部長(中村洋一君) お答えいたします。  米粉は、米菓や和菓子などに使われてきましたが、パンやケーキ、麺類など、新たな用途への利用が行われているところでございます。  主食用米の需要が年々減少する中で、新たな用途に使用できる米粉の需要拡大は重要なことから、米の消費拡大の取組の一環として、県やJA等の集荷業者とも連携を図り、推進していく必要があると考えております。  なお、米粉用のお米は、契約栽培のように販売契約が成立してからの作付けとなります。本市では、今年度から、販売先を見つけた水稲農家が、米粉用のお米を作付けしております。  次年度からは多くの作付けが見込める状況ではございませんが、米粉用のお米への作付け転換を推進するため、市補助金の対象メニューの中に加えることを検討しているところでございます。  以上です。 138 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 139 ◯5番(深沢 誠君) ただいまの回答で、米粉用のお米の作付け転換を推進するため、市補助金の対象メニューの中に加えることを検討していただけるとございました。  米粉用のお米の品種において、パンや麺に加工するのに適した品種があると聞いております。ぜひそのような品種を推奨いただくことで、より活用しやすくなり、さらなる米粉の普及になるかと思いますが、そのような品種の推奨をいただくことは可能でございましょうか。お伺いいたします。 140 ◯議長(能勢秋吉君) 産業振興部長。 141 ◯産業振興部長(中村洋一君) お答えいたします。  米粉用のお米の品種については、パンや麺に適した品種があることは存じ上げております。  しかし、先ほどの回答の中でも申し上げましたとおり、米粉用のお米については、売り先が決まっていて、初めて作付けする形となります。売り先がそのような品種のお米を必要とするかに左右されますので、今後の需要動向を注視してまいりたいと思っております。  以上です。 142 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 143 ◯5番(深沢 誠君) よろしくお願いいたします。  次に、米粉レシピの普及についてお伺いいたします。  米粉は、食物アレルギーの対応などに活用できると考えますが、市での米粉の活用の現状についてお伺いいたします。 144 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 145 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 市での米粉の活用については、市内のこども園で、給食のカレーやシチューのとろみづけ、フライの衣などに使用しております。また、ケーキなどのおやつにも米粉を使用し、年間250キログラム程度を消費しております。米粉を使用することで、食物アレルギーのある園児への対応にもつながっております。  さらに、保護者に対し、食育の一環として発行しています給食だよりや子育て支援センター講座、家庭教育学級において、園給食で作ったレシピを紹介しております。 146 ◯議長(能勢秋吉君) 深沢議員。 147 ◯5番(深沢 誠君) ありがとうございます。  国の農林水産政策の4本柱の一つである食料安全保障のほかに、食物アレルギー対策、そして食育も、米粉を利用する重要な意義であると考えます。  しかしながら、米粉の消費が伸びなければ、コストの問題や品質といった問題も、なかなかクリアできないのではないでしょうか。  本市としては、関係部署が連携して、米粉レシピの普及など、できることをぜひ推進していただきますようお願いをいたしまして、私の質問を終わります。 148 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で公明党、深沢誠議員の個人質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は午前11時15分といたします。              (休憩 午前10時58分)              (再開 午前11時12分) 149 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、公明党、市川陽子議員の個人質問を許します。  市川議員、御登壇願います。  市川議員。 150 ◯14番(市川陽子君) 議席番号14番、公明党の市川陽子です。ただいま、議長より、一般質問の許可をいただきましたので、通告に従い、質問を行います。
     国においては、今、新型コロナウイルス感染症、ロシアのウクライナ侵略、世界的なインフレと円安によって加速した物価高騰など、あらゆる面で、国民生活に深刻な影響が及び、戦後最大級とも言われる難局に直面しております。  今後、冬に向けて、新型コロナウイルス感染症と季節性のインフルエンザの同時流行が懸念される中、感染症対策の強化が不可欠です。  本市の市民生活にも影響がある中、行財政運営に当たり、様々な課題が山積しておりますが、市長並びに担当部局の明快な答弁を強く望みます。  はじめに、項目1のがん予防対策について伺います。  令和4年第1回定例会でも、質問にて取り上げさせていただきました。子宮頸がんの発症予防を目的としたHPVワクチンについて、本年4月より定期接種対象者への積極的な勧奨が9年ぶりに再開されました。  また、積極的な勧奨期間の定期接種を過ぎてしまった女性に対しても、再度、接種機会を設けるキャッチアップ制度も開始され、全国的に、HPVワクチンに関する接種の関心が高まっております。  そこで、本市の積極的勧奨再開に伴う対応と現状について伺います。  本市では、医師会長と協議し、昨年12月に子宮頸がんワクチン接種に関するパンフレットの配布とともに、保護者アンケート調査を行った経緯がありました。答弁には、13歳から16歳までの女子の接種希望者が3割ほどであるところから、希望される方が早期に接種を受けられるよう、準備を進めたいとありましたが、積極的勧奨再開に当たり、定期接種対象者及びキャッチアップ対象者への周知を、いつ、どのように行ったのでしょうか。 151 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 152 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 定期接種の対象者である小学6年生から高校1年生までの841人に対しては本年4月に、また、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方であるキャッチアップ接種対象者1,298人に対しては同年6月に、それぞれ個別に案内を郵送しました。  有効性や副反応について確認していただけるよう、国や県のホームページのQRコードを印字した案内とともに、予診票や市内で接種できる医療機関の一覧表を同封いたしました。 153 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 154 ◯14番(市川陽子君) それでは、今年度の直近までの接種状況について伺います。 155 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 156 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 9月末現在、定期接種については、対象者841人に対して、接種者は53人、接種率6.3%、キャッチアップ接種対象者については、対象者1,298人に対して、接種者は57人、接種率4.3%です。 157 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 158 ◯14番(市川陽子君) 今回の勧奨再開に当たり、速やかに全対象者に郵送通知を実施していただいたこと、本市の迅速な対応に感謝いたします。  前年と比べると、接種された方が増えていることは間違いなく、勧奨再開とそれに伴う郵送通知の効果だと思います。  ただ、すぐに接種へ動かれている方は、思ったよりも少ないと印象を受けましたが、その接種率が低いことに対しての対策を考えているのでしょうか。 159 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 160 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 令和4年度の県の接種率については、まだ公表されておりませんが、令和3年度の県の接種率は27.4%で、県全体で見ると、都市部は高い傾向にあります。  本市の接種率は8.7%で、県の接種率を下回っている状況です。既に送付した個別の案内には、接種期間は令和6年度までの3年間であることについても、お知らせをしております。  今後の接種状況を注視し、必要に応じて、広報紙やホームページで周知を図りたいと考えております。 161 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 162 ◯14番(市川陽子君) 勧奨差し控えの期間も長かったので、戸惑いや不安もあるのかもしれません。しかし、子宮頸がんは、毎年約1万人が罹患し、約3,000人が亡くなっている、女性にとっては、命に関わる疾患です。まだ再開されたばかりですが、今後も引き続き市民の心に寄り添って、丁寧な対応をお願いしたいと思います。  さて、現在、定期接種やキャッチアップ制度で使用できるHPVワクチンは、2価ワクチンと4価ワクチンとなっています。これらのワクチンよりも高い感染予防の効果があるとされている9価ワクチンについて、厚生労働省は、来年4月以降の早い時期から定期接種とする方針であることを報道されております。定期接種として新しいワクチンも使えるようになることは、対象者にとっては大切な点で、接種を検討するための大変重要な情報だと思います。  そこで、9価HPVワクチンと定期接種化の対応について、まずは、9価ワクチンの効果や安全性について伺います。 163 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 164 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 9価HPVワクチンについては、厚生労働省の分科会で検討され、令和5年4月1日からの定期接種化の方針が了承されました。効果や安全性について、十分検討がなされたものと考えております。 165 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 166 ◯14番(市川陽子君) 今、保健福祉部長より、効果や安全性について、十分検討されたと考えられると答弁がございました。  そこで、9価ワクチンの定期接種化に伴う本市の対応、対象者への周知方法について伺います。 167 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 168 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 市としましては、令和5年4月からの定期接種化に向け、準備を進めてまいります。令和5年度に新たに小学6年生となる新規対象者には、今年度同様、個別に案内を郵送いたします。  また、9価HPVワクチンの定期接種化については、広報紙やホームページでの周知も考えております。市内で接種に御協力いただいている医療機関からも、保護者や対象者に周知していただくよう依頼する予定です。接種を希望する方が、接種期間内に接種できるよう、周知に努めてまいります。 169 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 170 ◯14番(市川陽子君) 御答弁の中、対象者に対して、しっかり郵送通知すること、丁寧な対応に感謝いたします。  HPVワクチンについては、現状の接種率を見ても、まだ接種を決めかねている方が、かなりいらっしゃると思います。  そうした方々にとっても、新しいワクチンが定期接種で使用可能となること、その有効性や安全性などの情報は、重要な接種検討材料でございます。ぜひ、9価HPVワクチンが、定期接種として受けられるようになりましたら、速やかに確実にこの案内を実施いただきますようお願いいたします。  この小項目の最後に、学校現場においても、前回の質問では、講師をお呼びして、保護者や児童生徒が正しい情報を学ぶことが大切と訴えさせていただきました。ワクチン接種の効果と安全性、副反応等による健康被害が生じる可能性など、保護者や生徒が判断するための正確な情報の提供は重要だと考えているとの答弁がございました。やはり、書面だけではなく、専門の方から、児童生徒だけでなく、保護者とともに直接、正しい情報を学ぶ機会が重要だと思います。  学校教育の中で、正しい知識を学ぶ機会があるでしょうか。そこで、このような機会を、本市の学校プログラムの一環でもある、がん教育の中へ盛り込んではいかがでしょうか。見解を伺います。 171 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 172 ◯教育部長(今関正典君) 学校におけるがん教育に関しましては、近年、国のがん教育の在り方に関する検討委員会からの報告を基に、力を入れていく分野であると考えております。  児童生徒は、学習指導要領の保健分野で学ぶ機会がありますので、そこで、正しい理解やがんと向き合う人々に共感的な理解を深めるような学習をしています。  子宮頸がん予防ワクチンについて、昨年度は主に小学6年生以上を対象に、厚生労働省が作成した「HPVワクチンについて知ってください」という概要版のパンフレットを配布いたしました。  このことで、児童生徒に限らず、保護者にも正しい情報を得てもらうように努めました。保護者が正しい情報を得ることも大切であると考えております。例えば、専門家に講師を依頼し、家庭教育学級や親子で学ぶ場を設けるなどができればよいと考えております。  併せて、教職員向けの研修会も実施し、児童生徒、保護者、教職員が、子宮頸がん予防ワクチンについて正しく理解する機会を設けるように検討していきたいと考えております。 173 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 174 ◯14番(市川陽子君) 教育部長、前向きな答弁、ありがとうございます。  先ほど、パンフレットということで、私もいただきました。このような内容のものですけれども、やはり、本市の将来性のある子どもたちが、その時期を逃さないように進めていくことは、私たち大人の役目ではないでしょうか。ぜひ、強く望みます。  次の質問に入ります。  項目2、子どもの未来を守る施策について伺います。  3歳児健診における弱視の早期発見について伺います。  早期発見のための視力検査については、人間の視力の発達は、生後3か月から6歳までに、ほぼ完成すると言われております。  視力スクリーニング検査を行っている病院で共通して言われていることは、1つ目は、子どもは、左右の視力に差があっても、片方の視力がいいと、両方の目で物を見て不自由なく生活ができる。  2つ目には、家族が、子どもの様子から視力の異常に気づくことは困難である。  3つ目には、さらに、良いほうの目ばかりで見ていると、悪いほうの目のピントは合わないままとなり、その状態が続けば、悪いほうの目の視機能の発達も遅れてしまい、これが弱視と言われる病態で、子どもの2%から3%に認められるということでございます。  幸い、3歳から5歳頃までは視機能の発達に余力があるので、早期に治療が開始されれば、視力を得ることができます。小学校に就学してからなど、発見が遅くなるほど、よい結果を望むことが難しいとも言われております。個人差もあるようですが、早期発見のための3歳児視力検査は重要だと思います。  そこで、山武市の3歳児健診は、どのように対応されているのかを伺います。 175 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 176 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 3歳児健診では、内科診察、歯科診察、尿検査、育児・栄養・歯科保健指導、自宅で実施してきていただく検査として視力検査、聴力検査、また、希望者においては、虫歯予防のためのフッ素塗布を行っています。  視力検査については、通知に視力検査の方法を同封し、健診前に、家庭で視力検査を行っていただき、その結果と眼科の問診項目について、問診票に記入して、健診時に提出していただいております。 177 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 178 ◯14番(市川陽子君) 家庭にお持ちしてということですけれども、家庭では正確な測定ができないと思います。  そのような場合は、どのようにしているのか、伺います。 179 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 180 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 家庭での視力検査が正しくできなかった場合などは、視力検査の代わりとして、市で精密検査受診票を発行し、眼科医療機関での受診を勧奨しております。 181 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 182 ◯14番(市川陽子君) 分かりました。  この項目の最後に、厚生労働省が、2022年度予算において、母子保健対策強化事業の一つとして、各種健診に必要な備品(屈折検査機器等)の整備が盛り込まれております。  市町村が機器を購入する際、その経費の2分の1を財政支援される補助が開始されました。屈折検査は、照明を落とした半暗室で行い、1メートル離れた場所に座った子どもが、数秒間、検査機器の光を注視するだけで、近視、遠視、乱視、斜視などを測定できます。  子どもの視力は、生まれてから徐々に発達し、6歳から8歳ぐらいで完成するとも言われています。このため、目の屈折異常は、できるだけ早期に発見し、治療することが重要であります。  視覚異常の発見率に大きな違いがあり、先進自治体では、検査成功率が高く有用であると報告が出ています。また、子どもの弱視が見逃されている問題について気づいていない自治体関係者もまだ多いと、専門家が言われております。日本眼科医会では、3歳児健診の中で、視力検査に加え、屈折検査機器(フォトスクリーナー)を用いた屈折検査の実施を推奨しております。  そこで、本市での導入についての市長の見解を伺います。 183 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 184 ◯市長(松下浩明君) 市川陽子議員の子どもの未来を守る施策について、3歳児健診における弱視の早期発見についての中で、3歳児健診における屈折検査機器(フォトスクリーナー)の導入について、市長の見解をということで、お答えをさせていただきます。  家庭で実施している視力検査には、限界があります。3歳児健診において、屈折検査機器を活用することで、早期発見また早期治療につながる可能性があるということは、認識をさせていただきました。  しかしながら、検査場所や人員の確保、また、検査機器の保守管理等について、まだ課題がありますので、先行自治体の実績等も踏まえまして、導入に向けて検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 185 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 186 ◯14番(市川陽子君) 前向きな答弁、ありがとうございます。  近隣の横芝光町は、11月の3歳児健診から対応しております。東金市は、来年の予定と聞いております。  市長、子どもたちの限られたこの期間、3歳から6歳は待ったなしでございます。国が動くほどの喫緊の課題だと受け止めていただいきたいと思いますが、市長、再度、伺います。 187 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 188 ◯市長(松下浩明君) 御提案をいただき、ありがとうございます。  近隣の市町村の動向も伺っております。  市といたしましては、新たに3歳児健診のスクリーニング検査として、屈折検査を実施するに当たりまして、機器の購入だけでなく、先ほど申しましたけれども、万全な検査実施体制をつくっていかなければいけませんので、そういうことをこれからも検討しながら、進めてまいりたいと考えております。ありがとうございます。 189 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 190 ◯14番(市川陽子君) 万全な体制も、もっともだと思います。  そういう意味で、横芝光町、東金市も取り入れていく中で、その準備体制ができたからこそ、対応できていくものだと思いますので、その点をまたしっかり踏まえて、子どもたちのために、何が何でもという思いでやっていただければと思います。よろしくお願いします。  最後に、項目3の買物弱者対策について、移動販売設備導入について伺います。  私たち公明党は、超高齢化社会において、年金生活で一生懸命暮らしている方のためにも、足元を確保するための公共交通機関の取組や見直しなども喫緊の課題として訴えてまいりました。移動販売設備については、令和4年第1回定例会の質問の中、有効であり、必要であるということや方向性等を伺いました。  再度、取組の経緯について伺います。 191 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 192 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 買物難民支援としての移動販売につきましては、かねてより、議会をはじめ、多くの要望をいただいており、市では、昨年度より、山武市商工会に御協力をいただきながら、市内スーパーマーケットを拠点とした移動スーパー事業の実現可能性を模索してまいりました。  そういった中、株式会社セイミヤ松尾店にて、個人事業主となる販売パートナーとの契約が整い、9月13日から、移動スーパー「とくし丸」の市内第1号車が営業を開始する運びとなりました。 193 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 194 ◯14番(市川陽子君) 分かりました。  それでは、現在の進捗状況について伺います。ようやく、移動スーパー「とくし丸」が始まったばかりですが、現在の移動販売車の台数及びコース数等を伺います。 195 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長
    196 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 現在、とくし丸は、販売車1台で、御利用者の自宅など、1日当たり約40か所を1コースとして、国道126号線より海岸側の地域で、3コースを設定し、各コースを週2回ずつ巡回し、週6日営業しております。 197 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 198 ◯14番(市川陽子君) 実際、配付されたチラシを、私も持ってきました。こういうチラシが、各家庭に配られたと思いますが、これを御覧になって、申込みがあった応募受付での件数を伺います。 199 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 200 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 事業開始時点で申込みがあった件数については、介護施設等からの申込みを含め、96件と聞いております。 201 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 202 ◯14番(市川陽子君) 96件ということで、会派・公明党にて、販売場所に行き、販売車の方と買物に来ている方の声を聞くことができました。その場所には、徒歩で来る方、自転車で来る方がおり、利用者の皆さんは、すぐ近くまで来てくれて、買物ができて、大変に助かる、ありがたいとの声もあり、また、必要なものがない場合は次に来るときに持って来ていただけると、安心している様子がうかがえました。  販売員の方からは、利用したい方のニーズが多く、時間的にも限られた件数しか対応ができないため、一緒にやってくださる販売パートナーの方が、もっと増えてほしいとのことでした。  そこで、移動販売員の仕組みと販売パートナーの募集方法を伺います。 203 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 204 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) とくし丸は、販売パートナーが個人事業主となり、提携スーパーから販売委託を受けて行う事業形態です。このため、販売パートナーは、開業時には初期投資として車両の購入が必要となる一方、日々の仕入れや在庫を抱えるリスクはない仕組みとなっています。  また、販売パートナーとしては、売上げの多寡が、個人事業主としての収入に直結するため、売上げの維持・向上のための様々な努力が必要である反面、サービス向上という面で利用者のメリットは大きい仕組みです。  販売パートナーの募集については、市内第1号車の営業開始後も、とくし丸本部とセイミヤ本部において、ホームページでの募集を継続しています。  また、地元での募集の意味から、山武市商工会及びセイミヤ松尾店店頭でも募集を継続していますが、応募がない状況であるとのことでございます。  市といたしましても、買物難民支援として、また、高齢者等の見守りネットワークとして、メリットがある仕組みでございますので、今後、ホームページ等を用いて周知してまいります。 205 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 206 ◯14番(市川陽子君) 応募する方は多いけれども、販売パートナーさんがなかなか厳しいというところで、やはり、どういうものかというところの周知が、足りていないのかなと思いました。  大変すばらしい内容のことだと、私は思いました。それは、直接、高齢者等の買物支援に取り組む中で、食べ物が偏っていないかとか、食生活へのアドバイス等、健康面にも配慮した見守りをなさってくださっているということは、すごいことだと、私は思っております。  また、この事業は、皆さんが偏った食事をしないことで、体の健康につながる中で、医療費の削減にもつながるのではないかと感じます。  そういう意味でも、どういう内容であるというところが、まだまだ、市内全体にも伝わってないという感じがいたしますので、その点をしっかり取り組んでいただければと思います。  現在は、国道126号線より海岸方面の範囲による取組ですが、高齢化が進む中、買物が不便な山武地域やその他の地域でも取り組んでほしいとの声が上がっておりますが、今後の方向性について伺います。 207 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 208 ◯市長(松下浩明君) 広い市域を持ち、住宅が点在している山武市におきましては、利用者宅を訪問するとくし丸の事業形態は、買物難民対策として、大変有効であると考えております。  このことから、市といたしましては、引き続き、山武市商工会にも御協力をいただきながら、市内第2号車の実現につなげていきたいと考えております。  併せまして、とくし丸以外の事業者による移動販売の実施につきましても、地域の特性を踏まえつつ、その可能性を排除することなく、検討し、関係者と協議してまいりたいと考えております。  以上です。 209 ◯議長(能勢秋吉君) 市川議員。 210 ◯14番(市川陽子君) 私のほうにも、どうやったら、販売パートナーになれるのかという問合せも、実際、ありました。今、こういう中ですので、仕事がなかなか厳しいということでも、山武市の中でも、雇用につながる、大きな面でもあるのかなと思いますので、ぜひ、しっかりと取り組んでいただければ、私も押し上げていきますので、よろしくお願いいたします。  人生100年とも言われており、高齢者になっても、生活環境が改善され、住みやすいと言ってくれるような取組へと強く望みまして、私の個人質問を終わります。 211 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で公明党、市川陽子議員の個人質問を終わります。  次に、れいわ、八角公二議員の個人質問を許します。  八角議員、御登壇願います。  八角議員。 212 ◯11番(八角公二君) 議席番号11番、八角公二でございます。通告に従い、一般質問を行います。  最初に、成東駅北側の道路整備についてを質問いたします。  成東駅北側の道路整備については、事業化することが市長の公約になっております。事業化に向けて、市長の考え方をお尋ねいたします。 213 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 214 ◯市長(松下浩明君) 八角議員から、成東駅北側の道路整備について、御質問をいただきました。  成東駅北側道路整備は、地域や成東駅周辺の利便性の向上のみならず、その整備が進むにつれて、山武市全体の発展に寄与するものと考えております。私といたしましては、地域の皆様の理解を得ながら、事業化に向けて、着実に進めていきたいと考えております。ありがとうございます。 215 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 216 ◯11番(八角公二君) 事業化に向けて着実に進めていくという市長の答弁ですが、地元では、令和2年2月の説明会以来、何も音沙汰がなく、時間だけが経過しております。  市長は、このような状況について、どうお考えでしょうか。お尋ねいたします。 217 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 218 ◯市長(松下浩明君) 成東駅北側につきましては、かつて大規模開発の話がありましたが、現在も実現に至っていないことを、何度も経験されている経緯から、地元の皆様方の御心配も承知をしているところでございます。  現状は、道路整備の事業化に時間がかかっていることは事実ですが、道路整備の事業化は、将来の成東駅北側のまちづくりにつながるものですので、しっかりと整えながら、今後、丁寧に説明させていただきたいと考えております。  なお、詳細につきましては、担当部局から答弁させます。 219 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 220 ◯11番(八角公二君) 成東駅北側の道路整備については、和田地先から津辺往還橋までの既存の市道を拡幅して、事業化すると聞いていますが、その後の進捗状況はどうなっているか、お尋ねいたします。 221 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 222 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) 現在も事業化に向けて、関係機関協議中でございます。 223 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 224 ◯11番(八角公二君) 事業化に向けて協議を行っているということですが、どうして、こんなに時間がかかるのでしょうか。お尋ねいたします。 225 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 226 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) お答えします。  道路整備につきましては、市の事業として進めておりますが、道路計画のルート上や隣接地には、市以外の施設管理者がおり、制約条件が厳しいこと、また、都市計画道路としての整備を予定しているため、駅前としての将来のまちづくりの想定を踏まえた協議も、必要となっていることが挙げられます。 227 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 228 ◯11番(八角公二君) 成東駅北側の道路の開通時期なんですけれども、協議に非常に時間がかかっていて、いつ開通できるという見通しが立っておりません。  具体的に開通の時期はいつ頃になるのか、お尋ねいたします。 229 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 230 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) 開通時期につきましては、現時点で明言することはできません。  当面の目標は、地元説明等を経て、都市計画道路を事業化する位置に変更するための都市計画の変更手続を、令和5年度から開始することになります。  この道路整備を実施する位置に、都市計画道路を変更する意義は、主に2点ございます。1つ目は、都市計画手続を通じて、道路整備のルート決定プロセスの透明性を図ること、2つ目は、道路整備の事業費を確保するに当たり、国庫補助金の交付が受けられることにあります。  そのため、都市計画の変更手続は、成東駅北側道路整備を進めるに当たり、必要不可欠と考えております。 231 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 232 ◯11番(八角公二君) それでは、道路整備の事業化はいつ頃になるか、お尋ねいたします。 233 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 234 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) お答えします。  令和5年度から予定している都市計画道路の変更手続に、約1年を要します。  また、その変更手続後には、道路の実施設計や国庫補助金の交付を受けるための事業計画作成や関連事務に、約2年を要すると考えております。 235 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 236 ◯11番(八角公二君) それでは、市長に伺います。  成東駅北側の道路整備は、市長の任期中に事業化できるのかどうか、市長の考えをお尋ねいたします。 237 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 238 ◯市長(松下浩明君) 今回、御質問をいただきありがとうございます。  私も、この事業は、早く進めたいということは、やまやまでございますけれども、いろいろな調査、協議も多くて、実質、私が思ったよりは、少し遅れているのかなとは思っております。  成東駅北側の道路整備の事業化に時間がかかっていまして、道路整備の事業化ということは、先ほど申し上げましたけれども、将来の成東駅北側のまちづくりにつながるということであり、大事なところだと捉えております。ですので、しっかりと整えて進めてまいりたい、今後、丁寧に説明もしてまいりたいと考えております。大事なところだと思っていますので、しっかりやります。  また、八角議員にも、地域の方々とともに、この件について、いつもいろいろ御協議をいただきまして、ありがとうございます。  以上でございます。 239 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 240 ◯11番(八角公二君) 市長、ぜひ、任期中に何とか事業化をしていただいて、一番大事な道路になりますので、実現できるように、ひとつ頑張っていただきたいと思います。  それでは、続いて、森林整備について質問いたします。  はじめに、山武市内の林道の整備状況について伺います。 241 ◯議長(能勢秋吉君) 産業振興部長。 242 ◯産業振興部長(中村洋一君) 市内の林道整備状況につきまして、お答えいたします。  現在、林道台帳に掲載されております路線名及び延長は、全て旧成東町地区となります。  まず、湯坂は1,200メートル、真行寺は1,205メートル、和田は1,580メートル、姫島根蔵は2,043.5メートルの4路線で、林道延長の合計は6,028.5メートルとなっております。  以上です。 243 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 244 ◯11番(八角公二君) ただいまお答えいただきましたが、旧成東町地区は、林道はありますが、認定された林道以外の森林に通じる、または隣接している道路では、舗装されていない箇所が、多数、見受けられます。  本市は、令和元年の台風被害以降、森林整備を推進していますが、今後、さらに森林整備を進めていくためには、森林に接続する道路の整備は、必要不可欠と考えます。  市長就任後の所信表明で掲げました「サンブスギのブランド化」ですが、これも森林が整備され、サンブスギが育つ健全な森づくりがされてこそであり、伐採及び搬出のための道路なくして、達成はできないと考えます。  そこで、市長に伺います。  今後、森林の整備に必要な市内の市道を含めた林業に必要な道路の整備について、市長はどのように考えているか、お尋ねいたします。 245 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 246 ◯市長(松下浩明君) 森林の管理及び整備をしていく上で、林業に必要な道路の整備について、その必要性は認識しております。森林整備で、機械化や作業の効率化が必要不可欠の状況では、なおさらであると思っております。  サンブスギのブランドを高めていくには、積極的に市外の方々に周知し、また、見て知っていただく必要がございます。  その大前提といたしまして、健全な森づくりを行っていくことが重要でございますけれども、そのためには、森林整備、そして、森林につながる道路など、環境整備も併せて進めていかなければならないと思っております。  現在、市では、市内森林の管理方針の策定を進めておりますけれども、人為的に整備する森林については、伐採、植栽及び保育を行っていくことになりますので、そのための道路の整備を含めた森林整備について、森林づくり審議会等の意見をお聞きしながら、方針を定めてまいりたいと考えております。  道路の整備については、林業の専用道路というものだけではなく、一般の方の通行の利便性向上や、森林浴などを楽しんでいただく方がアクセスするための道路など、多機能を有する路網整備として、現実的かつ効果的な方法で進めてまいりたいと考えております。 247 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。
    248 ◯11番(八角公二君) それでは、副市長に質問いたします。  山武市の森林を御覧いただいたと思いますが、森林整備の大切さについて、副市長は、どのようにお考えでしょうか。お尋ねいたします。 249 ◯議長(能勢秋吉君) 副市長、御登壇願います。 250 ◯副市長(上大川 順君) 御質問をいただき、ありがとうございます。  また、八角議員には8月の暑い中、長時間にわたり、森林等の状況を御案内・御説明をいただき、ありがとうございました。  その際、感じたことでございますけれども、森林整備がなされているところと、手つかずに放置されているところの違いは、一目瞭然でございまして、かつ、匂い、空気、心地よさなどの違いを、肌で感じた次第でございます。何よりも、樹木の成長の違いが、はっきり分かり、改めて、森林整備の重要性を認識したところでございます。  山武市の森林は、その多くがサンブスギからなり、大変歴史のある杉であると認識しており、サンブスギのブランドを高めていくためにも、健全な森づくりは大変重要であり、森林整備、そして、そのための道路などの環境整備は、計画的に進めていかなければならないものと考えております。  以上でございます。 251 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 252 ◯11番(八角公二君) 副市長、ありがとうございました。  市全体の森林管理としては、中長期的な計画が必要であり、30年から50年先を見越したプランを策定し、いろいろな機能を考えた上で、道路整備を行うことは理解できます。  しかし、山武市の森林の現状は、森林のあちらこちらで風倒木が発生したり、非赤腐性溝腐病が蔓延しています。  それに加え、健全な森林でさえ、植栽から数十年が過ぎ、伐採をするのに適当な時期を迎えています。  非赤腐性溝腐病による罹患や倒木の影響による傷など、木材としての価値が下がらないうちに整備し、伐採をすべき森林が、多くを占めていることが現状であり、森林整備としては、待ったなしの状態にあります。  私も一林家として、市内の森林整備を行っておりますが、機械の搬入、木材の搬出のための道路は狭く、路面の状況もよくないため、雨天の次の日などは、車が入っていけない箇所が、多数ございます。  先ほど、市長、副市長の答弁の中で、森林整備と道路整備の関係性は理解いただいている旨の回答がございました。道路網を検討し、整備までには時間がかかるとは思いますが、せめて現状の改善だけでも早急に行えるよう、予算の確保をお願いできないでしょうか。市長にお尋ねいたします。 253 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 254 ◯市長(松下浩明君) 森林整備のために必要性のある整備は、できる範囲で実施していければと考えております。次年度以降になりますが、財源等を確保しながら、可能な範囲とはなりますけれども、進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 255 ◯議長(能勢秋吉君) 八角議員。 256 ◯11番(八角公二君) ぜひ、市長、次年度の予算にも、森林整備また道路網の整備について、特に予算化をして、何とか山武市内の森林整備が進んでいければいいと思いますので、ひとつ頑張っていただきたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 257 ◯議長(能勢秋吉君) 以上でれいわ、八角公二議員の個人質問を終わります。  以上で、本日予定した一般質問は終了いたしました。  次の会議は、明日12月2日、引き続き一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。               午後 0時01分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...